火事になったら金やダイヤモンドはどうなるの?


お客様からの質問でした。「火事になったら貴金属とか宝石ってどうなるの?燃えるの?」
ですので、溶ける温度やらをちょっとまとめてみます。

金(AU)    融点 1064℃ 沸点 2800℃
プラチナ(PT)  融点 1769℃ 沸点 3827℃

ちなみに銀の融点 962℃、銅 1084.5℃、鉄 1535℃です。

火事の現場はだいたい1000℃~1200℃と言われているようです。

ですので、プラチナは溶ける事はないようです。金は溶けてしまうかもしれませんが、また冷えると固まるので、指輪やペンダントなどの形が崩れてしまうという事です。
地金は溶けても固まれば、また一緒ですので、資産としては変わりはないです。しかし、地金に付いているダイヤモンドなどの石が外れてしまい、紛失するリスクがあります。

また、宝石は燃えるのか?については、石によるのですが、ダイヤモンドは1000℃以下でも燃えるというよりも焼けて徐々に小さくなり、二酸化炭素となり消えてしまいます。それでも石の中では熱に強い方です。
ルビーやサファイアも熱に強い石です。
また、石によっては変色する石などもあり、さまざまです。

“火事になったら金やダイヤモンドはどうなるの?” への1件の返信

  1. とても役立つ文章でした。
    私は2年前に脳動脈瘤になり、頭の血管の瘤にプラチナが団子状になって入っているんです。3百万分も。
    ここで得た情報を娘に教えておきます!

    有難うございました。

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