3月の誕生石はアクアマリンです。
ラテン語で『海水』という意味です。宝石言葉『勇敢・沈着・聡明』です。
昔からヨーロッパの船乗りの人たちはお守りとして持っていたそうです。
ブラジルのサンタマリア鉱山で採れるアクアマリンが深いマリンブルーのもので、アクアマリンの最高級品と言われております。
上の二つの石はそのサンタマリア鉱山のものです。
この深みのある青色、すごい好きです。
宝石・ジュエリー製造販売/株式会社エスアールアイトレーディング/ジュエリーリフォーム・ジュエリーリペアも得意です。/大阪・神戸・東京・福岡
レディーガガさんが、バレンタインデーに婚約を発表されました。で、婚約指輪(エンゲージメントリング)の写真をアップしていました。
8ctのハートシェイプのダイヤモンドで約6,000万円らしいです。
で、どこのものだろうと思って調べてみると、ロレーヌ・シュワルツさんのデザインだそうです。
ロレーヌ・シュワルツさんは、最近、数多くのハリウッドのセレブ達のリングを手掛けていますね。
特徴としては、ファンシーシェイプと呼ばれる丸いダイヤ以外の形、ハートシェイプやオーバル、ペアシェイプ、マーキース、エメラルドカット等のダイヤに細い、か細い腕を取りつけたデザインが多いみたいです。
結構、好きなタイプのデザインです。
私たち宝飾・貴金属製品メーカーは、原材料である金やプラチナの値段に敏感です。
それはそうですよね~。金を何g使用したかによって原価が計算され、販売価格に反映するわけですから。
金の相場は毎日変動しています。日本は東京金価格と言われ、1g単価の価格になっています。
日本も含めてですが、世界の金は基本的にNY金価格というのが、基準になっていて、NY金は1トロイオンスあたりのUSドルで表示されます。
1トロイオンス=31.1034768gになっています。
東京金価格は、すなわちNY金価格に連動しながらUDドルと円の為替によっても価格が左右されます。
為替も今後、円安になるのかどうなのか、金価格も上がるかどうなのか、本当に難しい~です。
ドル高・円安のトレンドはまだ続く感じは個人的にしますが・・・
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
何度かこのブログでも書かせていただいていますが・・・
衣服や靴などの場合、みなさんは、結構気にされて、クリーニングに出したり、靴磨きをしたりすると思われます。
しかし、お持ちのジュエりー、宝石類はいかがでしょうか?
何年も洗わずに、汚れた状態で身につけてらっしゃる方がほんとうにたくさんいます。
もったいないです。
家でも、ある程度の汚れはすぐに落ちて、輝きが全然違ってきます。
チェック方法として、分かりやすいのは、お持ちの品の裏側を見てみて下さい。
写真のbeforeのように石の裏側に汚れがこびりついていると思います。
歯ブラシに中性洗剤をつけて、ぬるま湯でさあーと磨いて下さい。
それだけでも見違えますので!!
ただ、汚れがひどい場合は、私どもにお預け下さい。
あと、石によっては、お取り扱いに注意が必要なものもありますので、お尋ね下さい。
ダイヤモンドのペンダントのクリーニングです。
私は職業柄、街中で歩いていても、いろいろな人の身につけていらっしゃるジュエリー類を観察してしまうのですが、ホントに汚れているものが多く見受けられます。
輝きが半減しています。。。
もったいないです。
何回かブログでも書かせてもらっていると思いますが、家でもさあーと洗うだけでも全然違うんですよ。
汚れがひどい場合は中性洗剤をいらない歯ブラシに付けて、さっさっと磨いてからぬるま湯で洗い流して下さい。特に裏側に汚れが付着していますので、裏側からされる方が良いです。
ただし、石によっては、取り扱い要注意のものもありますので、やられる前にご相談下さい。
ただし、傷などは取れませんので、気になられる方は定期的にお預け下さい!
ここのところ、サンゴについて中国船の密漁によって、たくさんの記事が出ていますが、ほんとにひどい話だと思います。私たち、宝石業界では、数年前より中国人の需要によって、価格が異常に高騰していました。まあ、これはサンゴだけに限らず、金やダイヤモンド、真珠もそうでした。
宝石というのは、そもそも希少性によって価値が決まるところがあるので、欲しい人が増えると値段が上がるのはしょうがないものです。
そしてサンゴもまた、何十年もかけて大きくなる生き物で、限られたものなのです。
自然保護と漁業の両立を常に地元の人は考え、成り立っている世界です。ですので、毎年の採取量を調整しているのです。
しかし、それを密漁して、それも根こそぎ持っていき、売りさばいてやろうという心が全くもって理解できません。。
ただの盗人ですよね。厳しく、罰してほしいものです。
また、サンゴは日本では、ここ二十年、全く脚光を浴びてなかったというのも事実で、サンゴを欲しがる人は本当に少なかったです。
そして、先日の日経新聞に宝石のサンゴとしての歴史について載っていました。
『ボケ珊瑚』業界では普通に使っていました。もちろん、ランクが高くないサンゴとして・・・
それが、ヨーロッパでは『天使の肌』にも例えられ、人気があったとは知りませんでした。しかも、その由来がイタリア商人が安く仕入れたいために難癖をつけるための口実だとは・・・
勉強になりました!
『ジュエリーの輝きの様に最も美しく輝いている女性』を選出する「ジュエリー業界が選ぶウーマンオブザイヤー」に今年は女優の永作博美さんが選ばれました。
永作さんはシンプルで輝くジュエリーが好きだそうです。